新潟県立五泉高校(竹内正宏校長)の2年1組の皆さんが11月2日、10月に開催された文化祭「いずみ祭」で古着などを販売した売上を、「難民支援に役立ててほしい」とAAR Japan[難民を助ける会]に寄付してくださいました。同校を訪問したAAR東京事務局の中坪央暁に生徒代表から寄付が手渡され、AARからは感謝状をお贈りしました。五泉高校の皆さんの主体的な取り組みに敬意を表するとともに、心より御礼申し上げます。
五泉高校ではこの日、全校生約600人(一部在宅オンライン)を対象とした人権学習の講演会が開かれ、「難民問題の最前線~ウクライナ・ロヒンギャ支援の現場」と題して、中坪が現地で接してきた難民の人々の状況、AARの人道支援を動画や写真を交えて紹介しました。生徒の皆さんからは「日本は難民問題にどう向き合うべきか」「人道支援に取り組むようになったきっかけは?」などの質問のほか、「難民の人々の実情について具体的に知ることができた。自分たちに何ができるか考えていきたい」という感想が寄せられました。
AARは今回いただいたご寄付を難民支援に確実に生かしてまいります。