生活協同組合パルシステム東京（東京都新宿区）が実施した2022年度「平和カンパ」より、AAR Japan［難民を助ける会］へ976,536円をお寄せいただきました。当会がトルコで暮らすシリア難民のために実施する「新型コロナウイルスとインフレの影響で経済困難を抱える児童の通学支援事業」で活用させていただきます。

AAR事務所にて贈呈式を開催。パルシステム東京執行役員の間野直様（右）より当会理事長の堀江良彰（左）へ目録が手渡されました。

2011年から続くシリアでの内戦。国連難民高等弁務官事務所（UNHCR）によるとトルコに逃れてきた人々は約370万人に達します(2022年２月時点)。新型コロナによる経済状況の悪化で、必要な教材が買えない、通信設備の不足でオンライン授業を受講できない等の理由で、2年近く教育を受けられていないシリア難民の子どもたちが多くいます。さらにウクライナ危機によりトルコ経済はひっ迫し、シリア難民の状況は悪化しています。
一人でも多くの子どもたちが継続して通学できるよう、活用させていただきます。

シリア難民の状況や活動について、東京事務局の小田（左から2人目）よりご報告しました。当日は対面とオンラインで開催され、その様子が録画されました。後日録画はパルシステム東京の組合員の皆さまに公開される予定です。（2022年11月11日）