開催期間2024年4月1日~2024年6月15日
世界は次々と発生する紛争や災害のニュースであふれています。
その一方で、アフリカでは多くの難民が長年厳しい環境に置かれたまま、
なかなか注目されません。
AAR Japan[難民を助ける会]が支援活動を続けるウガンダの
チャングワリ難民居住地もそのひとつ。
俳優サヘル・ローズさんと一緒に2月に現地を訪問しました。
サヘルさんが出会った子どもたちの様子やサヘルさんの想いを伝えてまいります。
難民の子どもたちとの出会い
イラン出身のサヘルさんは、戦争孤児だった自らの経験からバングラデシュやイラクなど各地の孤児院を訪ねたり、個人的に支援したりしています。「アフリカもいつか訪ねてみたいと思っていました」と話します。
ウガンダ訪問は2月15日から25日まで。AARが支援するチャングワリ難民居住地には主に隣国のコンゴ民主共和国から逃れてきた約13万の人々が暮しています。サヘルさんは、居住地内の初等教育校(日本の小学校相当)3校、中等教育校(中学・高校相当)1校と、難民受け入れ地域の初等教育校1校、中等教育校1校を訪問しました。
学ぶためのノートと鉛筆を:サヘル・ローズさんウガンダ訪問記1 | 活動レポート | AAR Japan[難民を助ける会]:日本生まれの国際NGO世界は今、ロシアによるウクライナ軍事侵攻をはじめ、次々と発生する紛争や災害のニュースであふれています。その一方で、長年解決されないまま忘れ去られた難民問題も存在します。そのひとつであるウガンダの難...
足りない教室 遠い学び舎:サヘル・ローズさんウガンダ訪問記2 | 活動レポート | AAR Japan[難民を助ける会]:日本生まれの国際NGO難民受け入れ地域にも課題 「難民だけではなくて、その受け入れ地域の人たちも生活が苦しい。一部は難民以上に厳しい環境にあるなんて……その現実に驚きました」。ウガンダ西部のチャングワリ難民居住地近くにある...
難民の子どもたち 心の傷と課題:サヘル・ローズさんウガンダ訪問記3 | 活動レポート | AAR Japan[難民を助ける会]:日本生まれの国際NGOサヘル・ローズさんがウガンダ訪問で出会ったたくさんの難民の子どもたち。彼らの課題、そして彼らに向き合ったサヘルさんの姿を、同行した東京事務局の太田阿利佐が3回にわたって紹介します。 学ぶためのノート...
「彼らの目は学びたいという思いで輝いていた」トークイベント
3月31日、トークベント「サヘル・ローズさんが出会った『ウガンダ・難民キャンプの子どもたち』」をモンベル御徒町店4階サロン(東京都台東区)で開催しました。
サヘル・ローズさんのウガンダ訪問トークイベント開催@モンベル御徒町店 | 活動レポート | AAR Japan[難民を助ける会]:日本生まれの国際NGOAAR Japan[難民を助ける会]は3月31日、トークベント「サヘル・ローズさんが出会った『ウガンダ・難民キャンプの子どもたち』」をモンベル御徒町店4階サロン(東京都台東区)で開催し、会場・オンライン合わせて...
ポストカードを作成・販売しています。
サヘルさんが撮影した子どもたちの写真4枚を含むポストカードセット(税込み1000円)をAARのチャリティグッズとして販売しています。サヘルさんと子どもたちの交流、弾ける笑顔、そして決して笑顔だけでない厳しい現実をとらえた写真が、ウガンダに暮らす難民の子どもたちの様子を生き生きと伝えます。1セットあたりの純益のうち、300円がAARが実施する難民の教育支援に活用されます。
イラン出身のサヘルさんは、イラン・イラク戦争(1980~88年)のさなかに両親を失い、7歳まで孤児院で育ちました。その後、養母とともに来日し、日本語を学んで、現在は俳優・タレントとして活躍しています。「自分の原点を忘れてはいけない」と世界各地の孤児院や学校を訪問し、個人的な支援活動を続けています。
関わり続けることが心の支えになる サヘル・ローズさん(俳優/タレント) | 特別インタビュー | AAR Japan[難民を助ける会]:日本生まれの国際NGO俳優やタレントとして活躍するサヘル・ローズさん(37歳)は、世界各地の難民や子どもたちとつながり、個人的に支援を続けている。7歳まで祖国イランの孤児院で過ごし、8歳で養母フローラさんとともに来日。さま...