AAR Japan[難民を助ける会]の法人サポーターであるKOA株式会社(長野県上伊那郡箕輪町/花形忠男社長)主催の写真展「⾮⽇常を⽣き抜く私たち」が、伊那市の「かんてんぱぱホール」(伊那食品工業)で始まり、初日の9日にはAAR職員が講演しました。写真展は14日(木)まで、入場無料。
電子部品メーカーとして海外展開するKOA社は、地域に根差した社会貢献を社是としてウクライナ支援に取り組んでおり、ご寄付などを通じてAARを応援していただいています。写真展はAARが能登半島地震(今年1月)やトルコ地震(昨年2月)の被災地、ロシアの軍事侵攻にさらされるウクライナ(2022年~)、バングラデシュのロヒンギャ難民キャンプ(2017年~)などで撮影した写真25点を展示し、地元の方々が早速立ち寄って写真に見入っていました。
9日午後には、能登の被災地で支援活動に携わるAAR東京事務局の高木卓美、戦時下のウクライナを取材している中坪央暁がそれぞれの現場の状況、人々の表情、AARの人道支援を紹介。来場者からは「海外の人道危機がより身近に感じられた」「自分たちにできることを考えたい」などの感想が寄せられました。
今回の開催にご尽力いただいたKOA、伊那食品工業をはじめ上伊那地域の関係各位、およびご来場の皆さまに心より御礼申し上げます。