活動レポート Report

被災者に支援物資を直接配付: ミャンマー地震

2025年4月3日

ミャンマーで3月28日に発生した大地震では、同国中部のマンダレーやザガインを中心にこれまでに死者約3,000人超という大きな被害が出ています。日本生まれの国際NGO AAR Japan[難民を助ける会]ヤンゴン事務所は現地協力団体と連携して緊急支援を開始し、マンダレー地域で被災者に直接支援物資を届けています。

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現地協力団体に手を合わせてお礼をする被災した高齢女性

被災者に食料や水を手渡すAARの現地協力団体職員=ミャンマー中部マンダレー地域で2025年4月2日

緊急支援チームは最大都市ヤンゴンで調達した食料や飲料水、応急治療キット、マットや蚊帳などの支援物資を、被災地までトラックで陸路輸送し、4月2日にマンダレー近郊で配付を開始しました。ミャンマー第2の都市マンダレーは多くの建物が倒壊するなど甚大な被害を受けており、周辺の農村部では被害状況が未だ把握されていません。

被災地で物資配付をする協力団体職員

マンダレー近郊の村落で支援物資を運ぶ現地協力団体職員

調理の必要がないビスケットやパン、缶詰などの食料を手渡された被災者は、「家が倒壊して食料も何もない状況で過ごしています。日本からの支援に感謝します」と少しだけ安堵した表情を見せました。被災地では充分な支援が届かず、多くの被災者が最高気温40度に迫る暑季の猛暑の中、テントもなく屋外での避難を余儀なくされています。

ミャンマーは2021年2月以降、政治・経済の混乱が続いており、今回の緊急募金に際して、多くの皆さまから「被災者にちゃんと支援が届くのか」とのご心配の声が寄せられております。AARは、より困難に直面する人々に直接支援を届けています。

物資配付中の協力団体職員たち

被災した世帯ごとに支援物資を配るために、路地裏を歩く現地協力団体職員

ミャンマーの被災地では現在、家を失った多くの人々が支援を待っています。AARのミャンマー地震緊急支援へのご理解・ご協力をよろしくお願い申し上げます。

※安全上写真の一部を加工しています。

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