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2021年9月16日(2021年10月18日更新)

多くの避難民が支援を必要としています

アフガニスタンでは8月、米軍を中心とした駐留外国軍部隊の撤退に伴い、タリバンが首都カブールなど全土を掌握しました。政治・社会の混乱が続く中、家を追われた国内避難民が新たに数十万人発生し、食料不足などの人道危機が生じています。

アフガニスタンの状況

・人口の半分にあたる約1,840万人が人道的な支援を必要としており、半数以上は子どもである。*1
・約1,400万人は食糧が不足している。そのうち約200万人の子どもは栄養不良のリスクにさらされている *2
2021年に入ってから66万人以上の国内避難民が発生している。*3
・同国にある34県のうち、33県で即席爆発装置(IDP:Improvised Explosive Devices)の存在が確認されている。

避難してきた人々がたてた簡易的なテントが立ち並ぶ。布やビニールが使われている

避難してきた人々が使っているテントが並ぶ

今できる支援を

AARは1999年、地雷対策を専門とする英国のNGOヘイロー・トラスト(THE HALO TRUST)への資金提供を通じて、アフガニスタンでの地雷除去事業を開始したほか、2002年に首都カブールに事務所を開設し、地雷・不発弾の被害に遭わないための回避教育、地雷被害者を含む障がい者支援などに取り組んできました。8月以降の混乱を受けて、すべての活動を一時中断していましたが、ヘイローを通じた地雷除去活動を再開し、その他の活動についても再開に向けた調整を進めています。併せて、国内避難民に対する食料・衛生用品などの物資配付を計画しています。

荒野で防具服を身に着けた男性が地雷探査機を使い地雷の除去活動を行っている

AARが連携するヘイロー・トラストの地雷除去作業

支援をあきらめない

支援事業部の久保田が真面目な顔で正面を向いている

支援事業部長 久保田和美

アフガニスタンでは、支援を届ける側・受ける側の双方が、いつどのような形で被害に遭うかわからない状況です。助けを必要としている人々に支援を届けたい――。ですが、現地職員や支援対象者が命の危険さらされたり被害を被ったりするようなことは、絶対にあってはなりません。私たちは今、そうした葛藤の中にいます。
AARは難民受け入れのために国境を開けさせるなどといった力はないかもしれません。しかし、現地の人々とつながるAARだからこそ、できることがあると信じています。皆さまから寄せられた温かいお気持ちは、必ず現地の人々にお届けします。

支援活動の実施にあたっては、治安情勢を慎重に見極めながら、現地職員および支援対象者の安全を最優先に判断してまいります。

ご支援のお願い

AARのアフガニスタン緊急支援への
ご協力をよろしくお願い申し上げます。

ご寄付はこちら

AARの活動

1.地雷や不発弾の被害から守る
地雷などの被害に遭う半数以上は子どもです。2002年以降、地雷や不発弾、即席爆発装置(IEDs)など爆発物による被害に遭わない方法を伝える活動を実施。年間約6万人以上、これまでに100万人以上に危険を回避するための情報を届けてきました。

 2.障がい児の教育を受ける権利を保障

障がいの有無にかかわらず、子どもたちが学校に通えるように、インクルーシブ教育を推進。学校へのバリアフリー設備の設置、障がい児が手話や点字を学ぶための教員研修などを行っています。2016年のUNICEFの調査では、学齢期の障がいのある女児のうち、約80%は学校に通えていないと見積られています。

3.地雷のない安全な土地を取り戻す
荒野で防護服を着た大人が地雷探査機を地面にかざしている

1999年以降、地雷・不発弾の除去活動を支援。2020年3月末までに約2,667万㎡(東京ドーム570個分)の土地の安全を確保し、除去した地雷は5,286個、不発弾は2万2797個に上ります。

【マンスリーサポーターとして未来を支えてください】

困難に直面している方々の目の前にある危機だけでなく、これからのあゆみを支えていくためには息の長い支援が必要です。マンスリーサポーターとして、ともに支えてください。

マンスリーサポーターとして支える

AARの活動を通して、未来を支えてください。
ご協力をよろしくお願い申し上げます。

ご寄付はこちら

*1 OCHA reliefweb:UNICEF Afghanistan Humanitarian Situation Report – 1–15 September 2021
*2 WFP Afghanistan Situation Report
*3 OCHA reliefweb:Afghanistan situation: Emergency preparedness and response in Iran, 05 October 2021


(動画)アフガニスタンでの支援事業に携わるAAR紺野が、同国の問題やこれからについてお話しました(10/11)

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