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2021年9月16日(2021年12月6日更新)

【アフガニスタン緊急支援を開始】
厳冬期を迎えて多くの国内避難民が支援を必要としています

アフガニスタンでは2021年8月、米軍を中心とした駐留外国軍部隊の撤退に伴い、イスラム主義勢力タリバンが実権を掌握しました。しかし、国際テロ組織IS(イスラム国)による爆弾テロが起きるなど政情不安が続く中、家を追われた国内避難民が新たに数十万人発生し、食料不足などの人道危機が生じています。AAR Japan[難民を助ける会]は現在、避難民に食料・毛布などを配付する緊急支援を実施しています。

アフガニスタンの状況

・【2人に1人が人道支援を必要】人口の半数にあたる約1,840万人が人道支援を必要としており、その半数以上は子どもである。*1
・【2,280万人が食糧不足に直面】そのうち320万人の子ども、70万人の妊婦や授乳中の女性が、栄養不良のリスクに陥っている *2
【国内避難民66万人】2021年に入ってから増え続けている。*3
・【爆発物の危険と隣り合わせの生活】同国にある34県のうち、33県で即席爆発装置(IED:Improvised Explosive Devices)の存在が確認されている。
・【厳冬期に氷点下20度】標高1,600mほどの同国は氷点下20度を迎えることもあり、毛布などの物資支援が急務である。

避難してきた人々がたてた簡易的なテントが立ち並ぶ。布やビニールが使われている

避難してきた人々が使っているテントが並ぶ

厳冬期を前に物資配付

厳冬期を迎えるアフガニスタンでは今、混乱を逃れてテント生活を余儀なくされる国内避難民が約66万人に上り、食料や医療サービスが不足する中、厳しい状況に置かれています。AARはカブール事務所を通じて、同国東部ラグマン県の避難民に食料や毛布などを緊急配付しています。子どもや高齢者を含む多くの家族が私たちの支援を待っています。

12月1、2日:緊急支援物資の支給

越冬に必要な毛布や食料(豆、小麦粉、食用油、砂糖、塩、緑茶)を180世帯に届けました。
支援物資を受け取った少年

アフガニスタン国内避難民に食料など緊急配付 | 活動レポート | AAR Japan[難民を助ける会]:日本生まれの国際NGO政情不安が続くアフガニスタンでは8月以降、数十万人規模の国内避難民が発生し、厳冬期を迎えてテント生活を余儀なくされています。AAR Japan[難民を助ける会]は12月1~2日、同国東部ラグマン県の避難民180世...

地雷除去活動を再開

また、AARは1999年、地雷対策を専門とする英国のNGOヘイロー・トラスト(THE HALO TRUST)への資金提供を通じて、アフガニスタンでの地雷除去事業を開始したほか、2002年に首都カブールに事務所を開設し、地雷・不発弾の被害に遭わないための回避教育、地雷被害者を含む障がい者支援などに取り組んできました。8月以降の混乱を受けて、すべての活動を一時中断していましたが、ヘイローを通じた地雷除去活動を再開しています。

荒野で防具服を身に着けた男性が地雷探査機を使い地雷の除去活動を行っている

AARが連携するヘイロー・トラストの地雷除去作業

支援活動の実施にあたっては、治安情勢を慎重に見極めながら、現地職員および支援対象者の安全を最優先に判断してまいります。

ご支援のお願い

AARのアフガニスタン緊急支援への
ご協力をよろしくお願い申し上げます。

ご寄付はこちら

※指定された緊急支援活動に必要な資金を上回るご協力をいただいた場合は、次なる緊急支援などに活用いたします。あらかじめご了承ください。

AARのこれまでの活動

1.地雷や不発弾の被害から守る
地雷などの被害に遭う半数以上は子どもです。2002年以降、地雷や不発弾、即席爆発装置(IEDs)など爆発物による被害に遭わない方法を伝える活動を実施。年間約6万人以上、これまでに100万人以上に危険を回避するための情報を届けてきました。

 2.障がい児の教育を受ける権利を保障

障がいの有無にかかわらず、子どもたちが学校に通えるように、インクルーシブ教育を推進。学校へのバリアフリー設備の設置、障がい児が手話や点字を学ぶための教員研修などを実施。2016年のUNICEFの調査では、学齢期の障がいのある女児のうち、約80%は学校に通えていないと見積られています。

3.地雷のない安全な土地を取り戻す
荒野で防護服を着た大人が地雷探査機を地面にかざしている

1999年以降、地雷・不発弾の除去活動を支援。2020年3月末までに約2,667万㎡(東京ドーム570個分)の土地の安全を確保し、除去した地雷は5,286個、不発弾は2万2797個に上ります。

【マンスリーサポーターとして未来を支えてください】

困難に直面している方々の目の前にある危機だけでなく、これからのあゆみを支えていくためには息の長い支援が必要です。マンスリーサポーターとして、ともに支えてください。

マンスリーサポーターとして支える

AARの活動を通して、未来を支えてください。
ご協力をよろしくお願い申し上げます。

ご寄付はこちら

*1 OCHA reliefweb:UNICEF Afghanistan Humanitarian Situation Report – 1–15 September 2021
*2 WFP Afghanistan Situation Report
*3 OCHA reliefweb:Afghanistan situation: Emergency preparedness and response in Iran, 05 October 2021


(動画)アフガニスタンでの支援事業に携わるAAR紺野が、同国の問題やこれからについてお話しました(10/11)

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