フィリピンのミンダナオ島南部沖で6月8日に発生した地震では、沿岸部で多数の建物が倒壊し、これまでに45人が犠牲となり、負傷者630人、行方不明17人、約15万人が被災したと伝えられています。AAR Japan[難民を助ける会]は日本人職員2名を緊急支援チームとして現地に派遣し、現地協力団体と連携して支援活動を開始しました。

現地協力団体と支援内容を調整するAARの岡山典靖(右)=2026年6月11日
被災地では各地で道路が寸断されているほか、大規模な地滑りによる土砂崩れが家屋を直撃する被害も発生しています。「家族が行方不明のままだ」と話す住民もおり、安否不明者の捜索が今も続いています。
日本人2名の緊急支援チームは6月10日にフィリピンに入り、現地協力団体PHIRLADSの本部で支援内容について調整を行っています。PHIRLADSはフィリピン国内の災害緊急支援で豊富な経験を持つ団体で、被災地のミンダナオ島で地元ボランティアとともに活動しています。
AAR緊急支援チームは今後ミンダナオ島の被災地に入り、協力団体とともに現地でのニーズ調査を行ったうえで、支援が届きにくい地域で食料や支援物資などの配付を行います。また、家屋の崩壊により避難所での生活を余儀なくされている被災者も多く、避難所で必要とされている物資の配付も予定しています。

地震で倒壊した家屋=ミンダナオ島サランガニ州で2026年6月11日
被災地では今、食料などの命と生活を支える支援が必要とされています。AARのフィリピン地震緊急支援へのご協力をお願い申し上げます。



