活動レポート Report

在宅避難者への炊き出し実施中 屋外で寝る人も:熊本地震緊急支援

2026年8月1日

熊本を襲った大地震の被災地では、厳しい暑さの中、8月1日現在、約7万世帯で断水が続き、避難者は9,200人と発表されています。AAR Japan[難民を助ける会]緊急支援チームは在宅避難者への炊き出しを開始しています。

右が炊き出しをするAARスタッフ、左がカレーの画像

カレーの炊き出しをするAAR職員の大原真一郎と提供した夏野菜のカレー=熊本県宇城市で7月31日

AAR緊急支援チームは7月30日、宇城市小川町の延福寺でも、東本願寺ボランティアチームとともに炊き出しを開始しました。お昼時、近隣の住民に呼びかけると、避難所に寝泊りしつつ、自宅を片付けに戻ってきた方、在宅で避難を続ける方々らが次々と集まりました。

「近くの避難所には400人くらいの人が来ていますが、狭くて足を伸ばして寝られません。停電でエアコンも使えず、家の前にテントを張り、地面にシートを敷いて外で寝ています」と話す方もいました。

道路が隆起してひび割れている

延福寺の境内から門前の道路を眺めたところ。地面が傾き大きな地割れが起きている=7月30日

熊本県によると31日にはまだ県内6,000戸が停電しており、自宅が損壊して電気が使えない家庭もありました。宇城市では1万7,000戸で断水が続いており、調理などは依然難しい状況にあります。

30日は、焼きそば66食のほか、保冷シート120枚、ペットボトルの飲料100本を配付しました。夜には熊本市東区の秋津第一公民館に場所を移し、暑さの中でも食べやすい中華風ソーメン400食を提供しました。

炊き出しの風景

炊き出しの焼きそばを受け取りに来られた方々の=熊本県宇城市で7月30日

31日には、再び宇城市の延福寺で、炊き出しで定番のカレー100食を提供しました。近隣では庭先にテントを張って過ごす家族の姿が至る所で見られ、キャンプ用チェアーを出して夜を明かしたという人もいました。「暑くて眠れません。早くインフラが復旧してほしい」と口々に話されながらも、食事を手にほっとした様子が見られました。

被災地では、停電が解消して自宅に戻れた方もいますが、避難所や車中で過ごされる方々は疲れが蓄積してきています。AARは今後も、炊き出しに加えて、現地のニーズに即した支援を届けてまいります。熊本地震への緊急支援にご協力くださいますよう、心よりお願い申し上げます。

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