活動レポート Report

被災世帯の家屋を補修:能登半島大雨緊急支援

2026年10月9日

石川県や富山県で8月27日に発生した線状降水帯による大雨被害を受けて、AAR Japan[難民を助ける会]は、家屋が深刻な被害を受けた世帯を対象とした個別支援を行っています。外国人の母子世帯への支援についてご報告します。

ヘルメットをかぶり屋根に上る人々

浴室がある建物の応急措置をする「風組関東」

地震の傷が癒えないまま、大雨が追い打ちに

氷見市ふくし相談サポートセンター(氷見市社会福祉協議会)からの要請を受けて、AARの緊急支援チームは、フィリピン出身の女性と高校生の長男の二人暮らしの家庭を訪問しました。能登半島地震によって屋根などが被害を受けたものの、罹災証明書の申請や本格的な修理などの対応ができないままでした。そこに今回の大雨災害に見舞われ、ひどい雨漏りがするようになりました。

昨年、日本人の旦那さんが病気で急逝したため、女性は日本語でのやりとりに苦労しながら、工場でのパート勤務で家計を支えています。リビングや浴室の雨漏りによって日々の暮らしに支障が出ていましたが、家屋の修理費を捻出するのは難しい状況でした。

瓦には黒テープなどが貼ってある

被災し傾いていた状態(左)から応急措置を行った屋根瓦(右)

地域の団体と力を合わせて応急処置

AARと七尾市のおらっちゃ七尾が連携して行った2階の屋根瓦の応急処置によって、リビングの雨漏りは収まりました。一方、浴室のある建屋は損傷が大きく、協力団体技術・建設系ボランティアの「風組関東」とともに補修を行っています。激しく損壊しており、資材の確保や工事に一定の時間がかかる見込みです。

風呂場の天井には木の板が打ち付けてある

家屋の被災状況を確かめるボランティア(左)と、大きく損傷した浴室(右)

AARは、公的な支援を受けるために罹災証明書の申請を提案するなど、公的な支援につなぐ活動も行っています。今後も氷見市ふくし相談サポートセンターと連携しながら、災害救助法に基づく支援が活用できるようにサポートしていきます。

被災地では、言葉の壁や家庭の事情、障がいなどにより、必要な支援に自分でたどり着くことが難しい方が少なくありません。AARは、そうした方々へのサポートを今後も続けてまいります。能登大雨緊急支援にご協力くださいますよう、お願い申し上げます。

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能登半島大雨被害緊急支援への
ご協力をよろしくお願い申し上げます。

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